SEKAINO SUKUI!宗教修行10数年の悟りの境地

山に籠って10数年。ついに下山して世の救いために説いていきます。

恨み

人は誰でも幸せになりたい、幸せにしたい、人のために何かしたい、喜んでほしいなどの純粋な心を持っている。

人のためにいうのは自分のためにもなるのである。

しかし人のためにやろうとしているのに、拒否される、嫌がられる、無視されるなどの経験をすると、人のためにやるのがバカバカしくなる。

逆に喜ばれる、感謝される、褒められるなどの経験をすると、更に人のためにやりたくなるものだ。

では今まで人のために生きようとして、とても喜ばれていたのに、最も喜ばせたい家族や友人から拒絶されたり、うまくいかなければどのような境地に至るのだろうか。

それは凄まじい寂しさと要求心と敗北感である。それに多くの人は耐えることができない。

相手を憎しみ、恨んで、殺意すら湧いてくるのである。

その恨みはどうしたら超えられるのか?解けるのだろうか。