人は誰でも幸せになりたい、幸せにしたい、人のために何かしたい、喜んでほしいなどの純粋な心を持っている。
人のためにいうのは自分のためにもなるのである。
しかし人のためにやろうとしているのに、拒否される、嫌がられる、無視されるなどの経験をすると、人のためにやるのがバカバカしくなる。
逆に喜ばれる、感謝される、褒められるなどの経験をすると、更に人のためにやりたくなるものだ。
では今まで人のために生きようとして、とても喜ばれていたのに、最も喜ばせたい家族や友人から拒絶されたり、うまくいかなければどのような境地に至るのだろうか。
それは凄まじい寂しさと要求心と敗北感である。それに多くの人は耐えることができない。
相手を憎しみ、恨んで、殺意すら湧いてくるのである。
その恨みはどうしたら超えられるのか?解けるのだろうか。