SEKAINO SUKUI!宗教修行10数年の悟りの境地

山に籠って10数年。ついに下山して世の救いために説いていきます。

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

本能

本能として異性に関心が出てきて、性行為をしたくなる。 これは動物として生まれきた自然な感情である。 食べる、寝ると同じくらいの人間にとってなくてはならないものである。 ところが、この性行動を卑しいもののように取り扱う風潮がある。 これにより真…

利益重視

株式会社は利益を中心として運営している。 ボランティアではないのだ。 もちろん社会に貢献するとの思いもあると思うが、どこまでも自社の利益や余裕を前提としたものだ。 自分を犠牲にしてまで他の為に奉仕することはないのだ。 それはどこの団体にもいえ…

タイミング

需要と供給によって世の中は成り立っている。 どんなに美味しい食べ物があっても、お腹いっぱいだったり、お金がない時は買えない。 逆にどんなにまずくても、腹ペコで、お金があれば売れるのだ。 つまり価値はタイミングで決まってしまう。 これは運が大き…

比較検討

物事の良し悪しを決める時に、絶対的真理、規範を中心として決めることと、相対的規範、比較検討によって決めることがある。 絶対的真理というと、例えば人を殺してはならない、物を盗んではならないといった、当たり前の価値観を中心としたものだ。 しかし…

歴史

歴史を大切にする民族は賢い。 同じ過ちを繰り返さず、成功を繰り返すことができる。 ただ歴史ばかりを大切にする民族は行動が伴わないので、新しい発見が生まれにくいものだ。 日本はいつも新しいものは外国からくるばかりだった。 ただ逆に歴史の教訓を大…

昔話

昔話を思い出すだけでそのときの情景が浮かんできて、感情が蘇ってくる。 自分だけでもそうだが、共に共有した人と話すと更に効果がある。 地元が同じ、学校が同じ、クラスが同じ、部活が同じ、何かを共に共有した仲間は貴重である。 それが家族であると、家…

病院

病院には人が溢れている。 病院の言われるがままに、待たされて、予約をとられる。 普通のサービス業では考えられないほどの雑な対応である。 患者という弱者であり、高齢の方が多いのもあるだろう。 医師という特権であり、傲慢性もあるのかもしれない。も…

実家

実家に帰ると、親や祖母がいるので、子供や孫の気持ちになる。 親と離れていると、自分が何者なのか分からなくなる。結婚していたらより夫という自覚が強くなる。 会社に入れば会社員、部下、上司という自覚が強くなる。 その環境によって人は自分の立場を自…

義父

結婚すると、他人だった人をお義父さんと呼ぶようになる 親子は繋がっているので、子どもと縁を結んだ人は他人ではなくなるということだ。 他人と夫婦関係を持つと、共通の子どもが生まれる。 そうやって人類は繋がってきたのだ。 この原理からいうと、結婚…

過去の因縁

自分のことを思って過去の自分を知る人が心配であれこれする。 ありがたいことと共に、迷惑なことでもある。 近い人というのはそういう存在である。 過去を知っている人はよくも悪くも私に作用する。 必ずしもいい方向に導くかは分からない。 ときには非情に…

自分が感じることが全て

カントが我思うゆえに我ありといった。 わかる気がする。 相手や環境は信用ならない。 結局、自分がどう捉えるか、感じるかしか、確かなものはないのだ。 ただその自分というものも、その時々によって感じ方が違うのである。 よって変わらないものなんてない…

もうやっていけない

人生とは修行である。 楽な道より困難な道を行けるなら好ましい。 たくさん苦労して、できないようなことをできるようになることである。 その大きなステップとして、学生、社会人、結婚、出産、退職がある。 学生ならばなるべく難しい大学、学校に挑戦すべ…

性格の不一致

夫婦、家族とは特別な存在だとしたい。 他人ではなく、同一に近い人物だとしたいのだ。 自分の苦しみを分かち合い、喜びを分かち合うことができる存在がいるとするならば、どれだけ有難いことだろうか。 しかし、そんな存在を願い、信じているのに、そうなら…

場所をかえる

場所には魂が宿る。 それぞれの愛着、歴史、恨みなどが宿るのだ。 なのでただの物質と見ると、不思議と誤差が生じるようになるのだ。 場所から何を感じ取るのか。その感性が大切だ。 国が違えば、言語や文化、霊の違いは分かりやすい。 同じ国だと少しぼやけ…

言語の必要性

宗教とは文化に大きく影響を与える。 仏教であれば欲望を否定し、質素倹約な価値観を重視する。 儒教であれば秩序を重視し、主権者への従属を要求する。 プロテスタントであれば自由を重視し、個人の可能性を追求する。 カトリックであれば贖罪を重視し、神…

人類の境地

家族が胃の病気であることが発覚し、私も感染の恐れがあるとのことで、初めて胃カメラを飲んだ。 鼻に麻酔を塗り、鼻からカメラの管を通していく、喉を通る時が苦しかったが、なんとか胃まで到着。 空気で注入して胃をぱんぱんにして、胃液を吸い上げて、胃…

カルトとは

カルトとは周りから見て、理解できない、異様な、特殊な印象を受けるものだ。 更にタチが悪いことにカルトの人は自分がカルトだと客観視できていないのだ。 自分たちこと常識人であり、正常である。周りが非常識であり、異常であるとの認識を持っている。 だ…

宗教二世問題

ちまたでは宗教二世問題が賑やかだ。 宗教を信じて献金したり、奉仕する親、大人本人は信教の自由だから、しょうがないが、自分に決定権のない子どもに宗教を強要したらかわいそうだということだ。 親は自分がやってよかったから子どもにもやらせたいと思っ…

国際化

グローバル時代といえども日本は世界でも日本民族に限られており、かなり鎖国的な国だろう。 それでも外国人労働者がコンビニ、介護などで見かけるようになった。 しかしホワイトカラーの職場には彼らは見かけない。実力というより日本人を優先した人事をし…

子ども

親は子どものために思って、愛の行為をしない。自分の快楽や寂しさを埋めるためにすることがほとんどだろう。 できてしまってから、ちゃんとやらなきゃと親になっていくのである。 結婚したくない若者が増えている。 それは責任を持ちたくないという自己中的…

煩悩

宗教では、人からの評価、異性への関心、物への執着などは悪なるもの、煩悩として取り扱う。 その世界が作り上げる世界は、人や家庭や物と分離された何もない世界である。 それは幸福なのだろうか。 たしかに、不幸の原因となるのは、人からの評価を得ようと…

現実

日本に帰ってきた。 現実がおしよせてくる。 世間体、常識、ルール、厳しい世の中が甘い、綺麗事を潰そうとしてくる。 丁寧なカタチばかりのサービス。 気持ち悪い笑顔の対応。 細かすぎて面倒くさい構造。 この現実に埋もれずにどう生きていくか。 これから…

集団心理

集団心理は恐ろしい。 特に日本人は集団になると良くも悪くも力を発揮する。 戦時中などはその最たる例だ。 皆が天皇陛下を中心におかしいと思いながらも、大戦に突き進んでいった。 異を唱えるものは虐められ、淘汰されていった。 このような民族性は常にあ…

発展

宗教や世界平和など本質など考えずに、すぐに結果が出そうなことに集中した方が結果が出やすいだろう。 宗教の結果が出るのはとても時間がかかる。キリスト教はイエスは犯罪者として死刑にされ、弟子は1人も残らなかったが、2000年かけて世界でもっとも影響…

神を愛する

神を愛そうとする人はいるだろうか。 神から愛されようとする人は多いだろうが、神のことを考えて、神を愛そうとするものは少ないだろう。 神はそのような人をどれだけありがたく思うだろうか。 また、神はその人のことを必ず愛そうとされるだろう。 神の愛…

幸福とは

幸福とは何だろうか。 海外に行くと考えさせられる。 海外で電気も水もない村にボランティアに行った。 熱帯にかかわらずクーラーがなく、眠れない。 風呂がないので川で体を洗う。 学校は雨が降ったら、道が通らなくなるので、休校。 とても不便で日本はな…

宗教の構造

宗教は高尚なことを説く。愛、希望、喜びなど。 それは愛がある人、希望がある人、喜びがある人は必要ないことである。 愛がない人、希望がない人、喜びがない人が宗教を欲するのである。 また、逆説的に、愛がある人、希望がある人、喜びがある人は、そうで…

雑談

人は寂しいのが嫌だ。何かやっていないと落ち着かない。自分が無条件に価値がある存在だと思えない。 誰かから必要とされている。何か結果を出す。 一時的な、条件付きな、自分を肯定してくれるものを欲するのだ。 会話しないといけない。盛り上げないといけ…

悩まない

悩んでばかりだとどうしようもないときがある。 それよりも今ある環境、人を大切にして、一瞬一瞬を全力で打ち込むことが大事だ。 吉田松陰が志を立てよと言われたが、志を立てるためにも至誠を貫けと言われた。至誠とは一つ一つのことを足らぬと思わず、誠…

共同作業

一緒に何かを目標にして行動すると、心が近付いてくる。 私たちが一つになる条件があるかと思われる。 一つ目は、共通目標 二つ目は、役割分担 三つ目は、利他意識 である。 この3つがあると、自ずと一体化するし、成長、発展があるのである。