本能として異性に関心が出てきて、性行為をしたくなる。
これは動物として生まれきた自然な感情である。
食べる、寝ると同じくらいの人間にとってなくてはならないものである。
ところが、この性行動を卑しいもののように取り扱う風潮がある。
これにより真面目な青年は疑問を抱き、余計な悩みを抱くことになる。
この風潮はどうにかならないだろうか。
このような価値観は宗教を中心に作り上げてこられたものだ。
独身の神父や修行僧、女人禁制など、世俗の欲だと切り捨ててきた。
しかし、それは行き過ぎたら人間としておかしくなるだけであり、適度にはむしろ無くてはならないものである。
この観点を教えてくれる宗教はなかなかない。
ただダメだと過敏に否定するのである。
冷静な性教育が必要になっている。