SEKAINO SUKUI!宗教修行10数年の悟りの境地

山に籠って10数年。ついに下山して世の救いために説いていきます。

親不孝

入社に際しての誓約書の保証人を親にお願いしたら、断られた。

さんざん心配かけて、親のいうことを聞かなかった私を信じられないとのことだ。

私としては親不孝を反省して、下山し、これからは家族や社会のために貢献したいと思って、再出発しようと思っていたのだが、、それを応援したくないとのことだ。

とてもショックだったし、親なのにという要求の思いが出てきたが、、

冷静になって考えてみた。

今まで親の反対を押し切って、山に籠り、散々、心配をかけ、縁を切るまで言われていたのに、急に謝罪もなく、山から降りてあげたといわんばかりの傲慢な姿勢で、保証人をお願いするなど、なんと図々しい人だろうか。

親は子どものために尽くしてくれると当たり前のように願い、要求するのは子どもの証拠である。

親から自立して、代わりに親に恩返しするのが社会人であり、大人である。

自分の幼さ、不足さを感じる機会であった。