地震の被害が思ったより深刻である。
いまだに行方不明の人が多くおられる。
誰にも見つからずに寒い中、怪我をして、死にそうになられている方がおられると思うと、今、暖かい食べ物とコタツの中にいるのが申し訳なく思ってくる。
何万人という方が避難され、食べ物、飲むもの、仕事、様々な不安を抱えながら過ごされている。
その方方はたまたまその地方に住んでおられ、自分が被災していても何も不思議ではない距離感である。
その苦しみが他人事のように思えず、自分も悲しい、苦しい思いになる。
そのようにして、人は祈り、行動するのだろう。
人は一人で生きているのではなく、多くの人と共に生きているのだとこんなときに実感する。
苦しみは人と共感することで半減し、喜びは人と共感することで倍化するとの話を聞いたことがある。
被災の方方の苦しみが少しでも減るように、心に寄り添っていきたい。